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分厚いモーグルのテクニック本です。
この本を書いた当時、わたしは「流れ星‥‥」を書いたという問題から、非常に苦しい立場にありました。それはスキー連盟という立場だけでなく、ビジネス面にも現れていました。
今までわたしを歓迎してくれたスキー雑誌のほとんどから仕事が来なくなり、世間の非情さと権力の力を見せつけられることになりました。
そんなとき、この本を書くという話が飛び込んだのです。
わたしは「これが最後のスキー単行本になるかもしれない」という思いから、書きたいことを書きたいように、この本に詰め込みました。
実を言うと、この本のために書かれた原稿はみなさんが実際に読まれる量の2倍近くもありました。しかし、ページ数に制限があり、最終的にこんな形に収まることになりました。トランポリン・トレーニングに関してなど、現実の本に載せられた4倍も書かれていました。
現在、モーグル・テクニックに関するわたしの考えは、この本からずいぶん先に進みました。ですから、いつかは「モーグル・テクニック・バイブルU」を完成させたくて仕方がありません。
書かれた時期の辛い記憶と過程から、この本は「コブ道免許皆伝」と並んで、わたしにとって大切な本です。 |
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