Masahito's Books and Videos 流れ星たちの長野オリンピック

幸運なのか不運なのか、文学賞（潮賞）を受賞した作品です。 　日本最高のエアリアルスキーヤーが、いかにしてオリンピック出場権を奪われたかを描いたノンフィクションです。 　いても立ってもいられない気持ちから、駆り立てられるように書きました。 　しかし、ほんとうは書かなくてもよかったなら、どんなに幸せだったろうと、今でも感じざるを得ません。 　生きて行くためには嫌なことや出会いたくなかったことに、幾度かは遭遇するものです。これはそうしたわたしの辛く悲しい記憶です。 　いつか、こうした悲しい思い出ではなく、わたしの経験してきたスキーの喜びや美しさを結集させた物語を書いてみたいと考えています。 　どうかご期待ください。 　下の写真は潮賞授賞式パーティからのものです。パーティにはリステルの鈴木社長（現会長）も駆けつけてくれました。 　審査委員の筑紫さんと知り合えたのも楽しかったですが、この日最大の収穫は河合隼雄さんとお話しできたことでしょうか。日本人作家としては珍しく、過去に取り憑かれたように読んだ時期があります。今でもたいへん尊敬している方です。  　筑紫氏&リステル鈴木社長と共に  　　尊敬する河合隼雄氏と

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